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懐石万惣 ブログ

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草庵行鉢式

食禅「草庵行鉢式」平成バージョン
その4
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「草庵行鉢式」
長い茶の湯の歴史で禅僧の食礼を取り入れた人は多いが、しっかり文書に残し草庵化した方は少なく
江戸期の姫路城主の坂井宗雅と
幕末の大老 井伊直弼のたった二人である
井伊直弼以降、行鉢を草庵化し行ったという記録はみたことが無いので
私が行っている草庵行鉢式が歴史上3人目である!
しっかりと責任を持って進めて行きます
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《香湯》
お番茶を飯椀に入れすすぎ真ん中の椀にあけます頂きます。
尊いご飯を受ける器には唇を付けてはいけないので、その他の椀にあけ頂くのです。
香湯をいただいたら箸を唇で拭い置きます
※香湯を頂いている途中に別菜の器をさげに給仕のものが通います。
刷で飯、汁、香の椀を軽く清め浄水を受ける準備をします
《浄水》
浄水を飯椀に受け刷を使って綺麗に洗います
※茶の湯の世界では沢庵で清めますが沢庵を使うのは刷がない略式です
飯椀を清めたら真ん中の椀に開け膝前の布巾で綺麗に拭きます
その後箸を刷を使って洗い箸袋に戻し、次に汁椀を洗い清め香の物を受けた椀にさらに浄水をあけ汁椀を布巾で清めしまい、香の椀で刷を指を使って洗い箸袋に戻します
そこまで進んだら下記を心の中で念じます
「器を洗った水は たとえようもない悟りの味で満たされています
この尊い水を捧げます
この水をすべての世界が平和で円満な恵みに満たされますように」
《折水》
客は椀を清めた浄水を一口飲み給仕が持って構えた折水器(桶)に返します
※折水器にかえされた水は翌日 池や花壇にまき次の命に繋げます
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by kaisekimansou | 2015-05-25 12:11 | お茶の仕事